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伊原・Manzhos研究室では、エネルギー変換のなかでも特に、光エネルギー/電気エネルギー変換(光電変換)デバイスである太陽電池と、化学エネルギー/電気エネルギー変換デバイスである燃料電池の研究をしています。 エネルギー変換の際にキーとなるミクロな視点での反応機構解明、ナノ構造化による新しい機能の発現、新しいプロセスによる新機能の発現…こういった基礎的研究から得られる成果を実際のデバイスに応用し、次世代の太陽電池、燃料電池を提案、開発します。研究分野そのものを創出するようなオリジナルな研究を“エネルギー変換の化学工学”として研究することを目指しています。 化学工学は、太陽電池、燃料電池などの要素技術の開発とともに、それら要素技術から構成されるシステムを両者の視点で同時開発することを特長とする学問領域です。当研究室では、エネルギー変換デバイスで構成されるエネルギーシステムを設計し、それらを効率よくスマートに制御する“エネスワロー”を開発して大岡山キャンパスでの実証研究もおこない、人類に貢献できるエネルギー変換技術を総合的に研究、開発します。 さらに2021年4月には量子化学計算・機械学習を専門とするSergei Manzhos准教授を迎え、エネルギー変換に関する計算・実験をさらに進めます。 |